食い損ないの旅～美作・讃岐編～【③津山→岡山】
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食い損ないの旅～美作・讃岐編～【②津山周辺】 - 社会不適合者の鑑～徒然なる旅路～
津山駅に戻ってきた。
だだっ広い駅施設は、かつての栄華を今に伝える。
電化されてない為に架線が無い分、空がきれいに良く映る。
昭和の時代には姫路や大阪、岡山、鳥取に急行が出ていたが、今は1日数本、主な旅客は高校生と老人であろう。
ただ、県庁所在地岡山方面は例外で、それなりの本数が確保されている。ホームには10人ほどが次の列車を待っている。
「ハイウェイー」って、どこ伸ばしてんねん。
しばらくすると、ディーゼルエンジンを鳴らしながら2両の汽車がノコノコとやってきた。
13:29発、「快速ことぶき」岡山行き。
車内は各ボックスに1人入るほどの快適な乗車率。
さっそく津山のキヨスクで買った酒を開栓の儀。
ラーメン食って汽車に乗ると自然と酒が欲しくなるのは、人間の性ってもんでしょ。
さて、田舎の「快速」というと、実際には「低速」だったりするのがお約束のパターンであるが、こと「ことぶき」号に限っては超速いのだ。
岡山～津山間は60kmほど。だいたい神戸～姫路と同じぐらいだが、この距離をなんと1時間で走破する。
神戸線の「快速」とだいたい同じぐらいやないかい。
線路は一級河川「吉井川」に沿って蛇行しながら岡山を目指す。
（誤「吉井川」 → 正「旭川」
津山市内の川と混同していました）
これでいて、直線主体の神戸線と速さで張り合うのはわりとスゴいことなんじゃなかろうか。
ちなみに岡山～津山間はまともな高速道路がないから、この快速ことぶきが陸上最速ルートだったりする。ヘリには負けるけどね。
侮れない、津山線。
景色よさげ。
今度は車で来て、この辺の川に寄ってみたい。
津山から乗るなら、進行方向左がオススメ。右はひたすら山だから・・・
いかにも縁起のよさそうな駅を通り過ぎ、
似たような風景を眺めながら、
別称「大都会岡山」
今日は特に岡山には用がない。
時刻は14時半、灼熱の太陽が皮膚を焼く。
岡山には地下鉄は無いけど、路面電車ならある。
絶対に岡山では運転したくない。
岡山には地下街がある。
結構複雑だが、前回来た時に習得したため、入り口を発見して躊躇なく降りる。
地下は冷房が効いているから快適だ。
次の目的地は高松。岡山滞在時間は35分だから、散策もそこそこ駅に戻ることとする。
次回
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へ続く
