食い損ないの旅~美作・讃岐編~【②津山周辺】
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食い損ないの旅~美作・讃岐編~【①姫路→津山】 - 社会不適合者の鑑~徒然なる旅路~
ここには他にも津山線、因美線が来ていて、4方向に行ける大ターミナル()だ。
ただし岡山とを結ぶ津山線を除いては、本数は1日数本、お世辞にも便利とは言えないが。
駅前ターミナルからは、大阪行きの高速バスがひっきりなしに出ているようだ。負けとるぞ、JR西日本。
津山市内には結構な数の駅が存在するが、先述の理由によりフラっと列車移動するのは絶望的であるから、さすがに車を手配した。
日産のノート。今日の津山での相棒だ。
駅前にステーションがあるのはわりと都会的である。
それにしても車内絶対暑いよな・・・
実は、津山までの道中に調べたところによると、津山では「豚平」という豚骨醤油ラーメンの店が評判なんだとか。1駅西の院庄(いんのしょう)にあるようだが、車では15分ほど。
津山ではホルモンうどんを食べる予定だったが、すっかりラーメンの口になった。
まあ、うどんは高松でも食べるから別にいいよね、とあっさり予定変更。院庄へと向かう。
この時点で既に企画倒れは確定である。
だが、誰も気にしない
国道53号はやや混み。津山は自動車社会なのだ。
さて、「豚平」に到着したが・・・
臨時休業の看板が。
早速食い損なった。
ロスタイム発生。さて、どうしたものか。
とりあえず駅周辺まで戻ることに。
これじゃただのドライブだわ・・・
路肩に停めて周辺を調査していると、津山駅周辺にも人気店があることが分かった。
すぐさま車を発進させる。残された時間はそう多くない。
「びーとん中華そば」アッサリ系の人気店だそうな。
この店構えはウマイやつの予感。
店内は茶色基調の落ち着いた雰囲気。
中華そば(750円)を注文。
見た目はまさしく中華そば、といったところだが、焼豚の脂身が並外れて多く、食べ応えがある。
スープも見た目以上に鶏のダシが効いており、人気店の味の風格を醸している。
そしてなんといってもこのアッサリスープは、酷暑の中移動してきた身体にも、すんなりと吸収されるのである。
これはオラオラ系豚骨(?)との大きな違いでもある。大変に美味である。
そんなこんなで、5分程で完食。
夏来た時はまたリピートしたいと思った。
そんなこんなで時刻は13時。足早に津山駅へと戻る。
外は36度の猛暑だが、車移動なのは不幸中の幸い。
津山には城跡があるが、今日は見る時間がなかった。
観光は小出しがちょうどいいので、また次回見ることにする。
駅前にSLが野ざらしにされている。
この光景、前回の旅でもどこかで見た気がする。
野良SLは、最近の地方都市のトレンドか?
駅に戻ってきた。次の岡山行きまでしばらく待つことになる。
次回
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へ続く