ラーメントリップ~北播磨編~【③滝野→谷川】
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ラーメントリップ~北播磨編~【②昼食→滝野地区散策】 - 社会不適合者の鑑~徒然なる旅路~
滝野から約6分、西脇市に到着した。
本来ここで降りる予定はないが、停車時間が11分もあるとのことで一度下車する。
三角屋根が特徴のこじんまりとした駅舎だ。
西脇は比較的規模の大きな町だ。しかし、この駅周辺には何もない。
それもそのはず、ここ西脇市駅は街の外れにあるのだ。
昔は街の中心部に鍛冶屋線西脇駅という大きな駅があったようだが、約30年前に廃線となったようだ。
また季節のよい時にサイクリングでもしたいものだ。
程なくして13:41西脇市発車。
ここから先は列車が「1日」9本の超閑散区間だ。
今乗ってるヤツを逃すと、次は16時前まで無い。
「1時間」12本とかに慣れてる都会人が聞くと、失神でもするんじゃなかろうか。
途中、簡素すぎる駅に目を疑った。
写真を撮る暇は無かったが、Wikipediaより拾った。
船町口駅というらしい。
どうみても公衆便所にしか見えない・・・(失礼)
船町口は河川の加古川に近接しており、船がどうにか着けそうなスペースがあった。
加古川線は加古川の舟運を代替した経緯があるので、その名残だろうか。
車内は新快速によく似たシートが並ぶが、赤色をしている。
西日本のローカル線は大体これだ。
誰が言ったか、シートの赤色で路線が赤字であることを表しているのだとか・・・(大嘘)
谷川に到着した。加古川線はここで終わり。
次の福知山行きまでは35分の接続。
かなり時間があるので、駅周辺を散策することにした。
田舎の鉄道沿線にありがちなヤツがあった。
複線化より、現状2両を4両にするのが先決だと思うが。
もっとも昼間は2両でも空席多数だ。
少し歩くと、途端に空気がうまくなった。これぞ日本の原風景か。
谷川は乗り換え駅だが、山南町の中心部とは数km離れているという。
だーからみんな車使うんじゃないんすかねェ?
向こうの田んぼはもう穂が実ってるのに、こっちは葉だけ。
田植えの時期が違うのだろうか。
一周してきたようなので、駅方面へ戻る。
しかし、日差しも強くなく絶好の散歩日和である。
飲めそう(錯乱)
こういう水のある風景はなかなかいい。
水の流れる音は心を落ち着かせる。(水洗便所以外で)
駅に戻ると周囲が妙に騒がしい。
教習所からの送迎バスが、たくさんの若者たちを落として行ったからだ。
金髪の彼らは、駅前でなりふり構わずタバコを吸い始めたので、こちらもしばらく撮影を控えることにした。
幸い、彼らの殆どは大阪方面の客であるらしい。
ほっと胸をなでおろし、福知山方面の列車に乗り込んだ。
ほんの15名ほどの集団だが、田舎の2両編成に乗り込めば一気に混雑に繋がる。
1445 谷川→1524福知山
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へ続く