ラーメントリップ~北播磨編~【①加古川→滝野】
8月の真っ昼間。
多少曇れど、じんわり暑さが身を蝕む。
本日は、かねてより目をつけていた加東市にあるラーメン屋「滝野大橋中華そば」を目指す。
移動には余っていた18きっぷを活用する。
元々は少し遠出して地方を旅するつもりだった。
しかし全国的なコロナの再流行とはこれ如何に、と早々予定を取りやめたのだった。
ただそれではきっぷを余らせてしまってもったいない。
なので代案として近場でラーメンを食べに行くことにした。
大義名分を持ってラーメンを食すのだ(白目)
今回は、ただ行ってとんぼ返りするだけではつまらないので、福知山方面を一周して帰ってくる行程だ。
福知山は降り立ったことがなかったので丁度いい。
今回の行程。
加古川より加古川線、福知山線、山陰本線、播但線を経て姫路へと至る。
頭と尾だけ見れば加古川~姫路の大したことない移動だが、堂々7時間強を要する。バカだ。
しかし今日はラーメンが目的。
朝食は抜いてきたから、腹は時折悲鳴を上げている。
腹の虫を慰めるべく、さっそく乗り場へと向かう。
最寄り駅の滝野へは、加古川線で1本だ。
(画像は拾い物)
加古川1142→滝野1223
こいつはゲテモノだ。なんでも、古くなった都会の通勤電車を2両にぶった切って、両端に新しい顔を取り付けたらしい。アンパンマンか何かだろうか。
これには、かのグレタ氏も驚嘆であろう。究極のリユース(再利用)なのだから。
それはさておき、2両のローカル列車は昼前と言うのに結構混んでいる。
合理化の煽りを受けて、ローカル線は年々両数が削減されているそうな。
誰が言ったか、
「田舎でも 汽車の混雑 都会並み」
揺れの激しい列車に揺られ40分余、滝野に到着した。
大方、田舎の拠点駅といった様相である。
車も何台か駐車してあって、おそらくここまで車で乗り付けて、列車で出かけていくのだろう。いわゆる「パークアンドライド」ってやつか。
去り行く西脇市行き。次の列車は1時間後だ。
今日の空は日差しこそないが、ムッとした熱気が体力を奪う。
ラーメン屋までは徒歩5分。先を急ぐこととする。
次回
ラーメントリップ~北播磨編~【②昼食→滝野地区散策】 - 社会不適合者の鑑~徒然なる旅路~
へ続く